2015年11月28日土曜日

創作童話 「龍の岩」 "Dragon rock"







 

 
 
 

天竜川の竜神は、昔からときおり、人として里で暮らすことがありました。
 
文明の発達した最近はとても忙しくなって、自分が竜神であったことも、
 
うっかり忘れてしまいます。
 
 

 

太郎は中田島で事務所を始めました。法律かんけいのむずかしい書類をあつかいます。
 
 
 

「はじめてのお客さんはだれかな? 神さま、いいお客さんをつれてきてください!」




ピンポン! 

(ほらきた! おや? 長い袖のふしぎなきもの!)
 
 
 

にこにことほほ笑むきれいな女の人に、太郎の胸はドキドキ!
 
 
 

「わたしはユウコ。竜神をさがしているの」

「おやおや、そうですか。わざわざ来てくれましたが、
 
おちからになれません。じんじゃちょうか、けいさつしょに行ってください」
 
 
 
 

(やいやい!)

はりきった分、太郎はがっかりしました。
 
書類を出す仕事ならできるのに、さがし人ではあつかえません。
 
 
 
 

「あらまあ、こまったわ! ・・・そうね! そういうことならまず、遠州灘に!」
 
 
 
 

 ユウコはみるまに竜神へとすがたをかえ、太郎を背中にのせて飛び立ちます!
 
 
 

「ああ、いい気もち!」
 
 
 

 キラキラと光る波、どこまでもつづく太平洋。
 
 
 

「うわあ! 落ちる! 海に落ちる! きゃあ! いますぐ陸にもどって!」

「うふふ! 落ちません! さあ、いまから海にもぐるわよ!」
 
 
 

 あらあら、急降下!
 
 
 

「やっぱり落ちてるよ!」
 
 
 

 ザブン! ドブン!

 海底でゆらゆらするのは七色の海草です。

 あっ、ほら! 虹色に光る魚の群れが、いっせいに向きを変えました! 
 
 
 

「ブクブクブク! しずむ! おぼれる! ぼくを家に帰して! ブクブクブク!」

「おやおや。では、まいりましょう」
 
 

 

ユウコはなめらかに空に昇り、遠州森をどこまでも飛んでいきます。
 
山も森も天竜川も、あっというまに越えてしまいます。
 
つぎつぎに流れる雄大なけしき!

あいた口をしっかりむすんで、ごくり! とつばを飲み込むと、太郎は叫びました。
 
 
 

「こっちは森じゃないか!」

「そうよ! 森はいつだってわたしたちのすみかだもの!」
 
 
 

ようやく大地に降りました!

竜神はユウコのすがたにもどり、にっこり。
 
そこは、ゴウゴウと流れ落ちる大きな滝です。
 
 
 
 

「あれが竜の岩。滝の姫を守っているの」

「やいやい・・・ただの岩だよ」

「竜が笑っているのがわからない?」
 
 
 
 

ユウコが岩をなでると、まあ、不思議! クククク・・・と笑うような音。
 
 
 

「では、はじめましょう。太郎さんは竜の岩をなぐさめてね?」
 
 
 

ピー! ユウコが岩笛を吹くと、滝の音が静まり、鳥やけものが集まります。
 
舞いがはじまると、長い袖が風をふくんで流れます。
 
 
 
 

(うわあ! なんて神秘的!)

 太郎は思わず竜の岩にふれました。

 ドクン! あっ! 岩が涙を落としましたよ!
 
 
 
 

「おや? 雨かな? あたたかい!」
 
 
 


ええ! 涙は、いつだって熱いもの!
 
 
 
 

「そうか! 温泉がわいたのか! 
 
ええと、温泉に関する法律。
 
さて、どんな書類が必要だったかな。
 
提出先は・・・いやいや、今はここから帰ることだ!」
 
 
 
 

太郎は頭をふりました。

リーン! ユウコが鈴を鳴らします。

 

「いにしえの竜よ

 秘めた、ちから放ち

 滝の落とし子を

 待つ姫に返せ」

 
 
 

 グオオン! グオオン!

 竜の岩が叫びます!




「うわあ! 何がおこったの!」
 
 
 

 太郎が飛び上がりました!

 ブヒッ! カカカカカ! バフバフ! ピイピイ! ポシャン!

 鳥やけもの、川のさかなが笑っています!
 
 
 
 

「竜人よ! まことのすがたをあらわせ!」
 
 
 
 

シャン! シャン!

ユウコが鈴をふって叫びます!
 
 
 

「え? ぼく?」
 
 
 

どういうことでしょう! 
 
鳥もけものもさかなもユウコも鈴も、
 
すべてが太郎を見つめているではありませんか! 
 
太郎はあわてて両手をふりまわします!
 
 
 

「ぼくは竜神じゃない! だれかとまちがえているよ!」
 
 
 

小さいころから中田島で育ったのですから、竜神のはずがありません! 
 
だいいち、両親も祖父母も、まちがいなく人間でした!
 
 
 

「あれっ、人ちがい? なあんだ」
 
 
 

ユウコは肩を落とすと、くるり、スタスタ。
 
滝の向こうへ見えなくなりました。




「あれあれ? どこへ行くの? ぼくを家に帰して! ユウコさん!」

「もう! 勝手に帰れるでしょう!」
 
 
 

ユウコの声だけが、太郎の心にささります! 
 
ああ、なんということでしょう!
 
 

 

「・・・そっちこそ、勝手に連れて来て・・・それはないよ!」
 
 
 
 

森の中を見まわして、途方にくれます。
 
 
 
 

「中田島に帰りたいよ。方向はどっちかなあ」
 
 
 

しかたなく、青い羽の小鳥にたずねます。




「ピイ、ピイ」
 
 
 

美しい小鳥はさえずって飛び立ち、空をぐるぐるとまわります。

さあ、ついておいで!
 
 
 
 

「え? そっち?」
 
 
 
 

目のまえを、アゲハチョウが二羽、ひらひらと舞っています。

こっち! こっちよ!
 
 
 
 

「こっち? そう?」
 
 
 
 

枝をよけ、やぶをおさえ、太郎はおそるおそる森を歩きはじめます。

登って、登って、ちょっと、ひとやすみ! 
 
足をとめ、清らかな流れを手ですくい、ほらほら、ゴックン!
 
 
 
 

「ああ、うまい! 冷たくて気もちいい!」
 
 
 
 

ゆたかな遠州森と、ふかふかの土からたくさんのえいようをいただいて、
 
わき水は天竜川を走りぬけ、いのちあふれる遠州灘へ。

ガサガサ、ポシャン!

ほら、生きものたちのけはい。

いつのまにか、滝の上に来ていました。
 
 
 
 

「おや、あれは・・・そうか、たしかに竜の岩だ」
 
 
 
 

はなれて見るとほんとうに、岩が笑っています。
 
 
 
 

「おおい! 竜の岩! ぼくは家に帰りたいよ!」
 
 
 
 

ざあっ! 森のかおりをふくんだ風がふきつけました。

グオオン! グオオン!

竜の岩が叫びます!
 
 
 
 

「風がとおると鳴くのかな? 
 
岩に穴があいているのかもしれないな。
 
うん、いつかたしかめてみよう」
 
 
 
 

向きを変えて一歩ふみだすと、まあどうしましょう! 
 
もう地面がありません!
 
 
 
 

「きゃあ!」
 
 
 
 

たいへん! 滝つぼへすべり落ちます!
 
 
 

「うわあああ!」
 
 
 
 

なにかにつかまろうと必死でもがきますが、太郎はむなしくただただまっさかさま!

その一瞬!





「おかえり、わたしのぼうや」
 
 
 
 

ああ、よかった!

あたたかいうでにふわりとだきとられ、見あげると、
 
美しい姫がやさしくほほ笑んでいます。
 
 
 
 

「滝の落とし子。竜の岩が返してくれた」
 
 
 
 

うれしそうにほほをよせ、姫はとってもいいにおい。
 
太郎は、はなをひろげてうっとり!

 
 
 
 
 
 
 
 
 

「おや、ぼくは・・・」
 
 
 

ふと気がつくと、そこは広い大空!

うれしそうにとなりを飛ぶ竜神は、あらまあ、ユウコじゃありませんか!
 
 
 
 

「やあ! もう怒ってない?」

「ええ! あなたは?」

「さいこうに気分がいいよ! ・・・ん? 
 
あれあれ? ふたり並んで空を飛ぶ? 
 
するとぼくは、もう背中にのってないの? ・・・えっ! あっ!」
 
 
 

太郎の体が、銀色に光っているではありませんか! 
 
いいえ、よく見ると、すっかり竜になったのです!
 
 
 
 

「それが太郎さんの本当のすがたよ!」

「ああそうか! やっぱりぼくは竜神だったのか! 
 
・・・いやいや、これは夢だ! いまぼくは事務所でうたたねをして・・・えっ」





(それとも、滝に落ちて頭を打ったのかも)




 

「いい風! 空を飛ぶのって、すてき!」
 
 
 
 

ユウコの声に、太郎はわれに返ります。
 
 
 
 

「やあ、これはいい!」
 
 
 
 
 

わっはっはと、おなかの底から笑いたくなるような、
 
ふしぎな楽しさがわきあがります。
 
 
 
 

「海にもぐるわよ!」
 
 
 

ザブン! ドブン!

海の底で海草がゆれてきらめき、神秘的な美しさに心がうばわれます。
 
砂がけむりのように舞いあがり、群れ泳ぐ魚がキラキラと虹色にかがやきます。

遠州森の清らかさが、遠州灘の生きものをすこやかに守るのです。
 
 
 
 

「あれ? 息ができる!」

「うふふ! 竜神だもの!」
 
 

(あんなにおそろしそうだったのに、いまはこれほど美しいなんて・・・)
 
 
 
 

ドキドキドキ!

太郎ははじめて、竜神のユウコに胸がときめきました。
 
 
 
 

「竜神もなかなかいいね! 
 
・・・あっ! そうなるともう、人間にもどることはむり?」

「うふふ・・・事務所の声を聞いてみる?」

「えっ! そんなことができるの?」
 
 
 
 

ふたりがふわりと戻ってみると、事務所がぶつぶつつぶやいています。





「やっと仕事が始まって、
 
さて、いいお客さんを呼ぼうとはりきったら、
 
まちがえて竜神を呼んでしまった。
 
ああ、太郎さんがもどらなかったら、どうしたらいいの」
 
 
 
 
 

(やいやい! こんなことになったのも、
 
もとはといえばぼくが竜神を呼んだからか!)
 
 
 

頭をかかえてこぼし続ける事務所に、なんだかおかしくなって、
 
太郎はそっとほほ笑みました。





 

「さっき、きみは森がすみかだと言ったね」

「行ってみたい? いいわよ!」
 
 
 
 

大空に駆け上がり、ふたりはもういちど森に向かいます。
 
中田島の事務所が、あっという間に見えなくなりました。
 
 
 
 

「太郎さんもわたしも、竜の岩に選ばれた竜人族。
 
人となって里に生き、森を清らかに守るさだめなの」

「竜神と竜人族とは、ちがうもの?」

「ほとんど同じよ。人として過ごすか、ずっと竜神のままか、そこだけね」

「まさか、石をまくらにしたり、木を集めてこうえん会をしたり・・・」
 
 
 
 

ふふふ・・・ユウコが笑うと、こもれびが歌うよう。
 
森に降りたふたりは、人のすがたになって歩きだします。

 





「わたしたち、木と話すこともできるのよ」

「えっ? 本当?」
 
 
 
 

遠州森で一番古い大木は、ふるえるような太い声。
 
 
 
 
 

「このところ雨が足らんで、かなわんのう」

「雨雲に、こっちに寄るよう伝えておくわね」

「たのんだよ。これ、そこの若いの!」
 
 
 

杉の大木が、太郎を呼びました。
 
 
 
 

「聞いちゃいかんが、わしゃ聞きたいやあ」

「えっ! はい、なんなりと」
 
 
 
 

太郎は、ドキドキしながら応じます。
 
 
 
 

「ヨメにするのか、せんのか、決めたかいや」

「は?」

「なんとも、ばかとぼけた竜人じゃまいか」
 
 
 
 

まっ赤になった太郎がふり返ると、ユウコが袖で口もとをおさえて笑っています。
 
 
 
 
 

「あんたも、卵で生むのか、赤子で生むのか決めるだいね」
 
 
 
 

 こんどはユウコが赤くなりました。
 
 
 
 

「聞いちゃだめ!」

「うおっほっほ!」
 
 
 
 

みどりの枝をゆすって、大木が笑います。





 

「ここよ」
 
 
 
 

竜の岩には、やはり秘密の穴がありました。
 
そこに風が吹きこむと、グオオン! グオオン! と鳴き声に聞こえるのです。
 
 
 
 

「中はいがいと明るくて広いね」

「いごこちは最高でしょう!」
 
 
 
 

ピーッ! ユウコの岩笛が響き、長い袖が風をふくんで流れます。

 
 
 
 
 

「いにしえの竜よ

 姫の子らを宿し

 森を清く守る

 とわのいとなみ」





 

中田島の行政書士事務所では、やさしいお嫁さんをむかえてしあわせいっぱい!

おやすみの日には、ふたりで遠州灘を飛んでいるとか、
 
森に行って杉の大木と話しこむとか、竜の岩をなぐさめているとか、
 
いろいろと不思議なうわさがあります。
 
遠州森を清らかに守る働きは、じゅんちょうのようです。

 





月のきれいな夜に、そっと中田島砂丘に行ってごらんなさい。
 
青い太平洋のうえをなかよく飛んでゆく、
 
金の竜と銀の竜が見られるかもしれませんよ。













Dragon of Tenryu, occasionally from the old days, it was possible to live in the village as a person.
 
Been very busy recently that the development of civilization, even that he was a dragon,
 
Forget inadvertently.
 
 


 


Taro began office in Nakatajima. It treats the difficult statements of the law relationship.
 
 
 


"First time visitor Who kana? God, please be brought Iiokyaku san!"





Ping-pong! 


(Look came! Parent? Long sleeve of mysterious kimono!)
 
 
 


A beautiful woman that smile To smiling, chest of Taro pounding!
 
 
 


"What I'm looking for a Yuko. Dragon"


"Oh my God, really? But it gave us all the way came,
 
Not accustomed to Ochikara. Shrine excess, please go to the police cane "
 
 
 
 


(Yaiyai!)


Enthusiastic was minute, Taro was disappointed.
 
But you can do work to issue the documents, in looking person can not handle.
 
 
 
 


"Oh Well, I was troubled! First of all if ... You're right! That kind of thing, to Enshu!"
 
 
 
 


 Yuko is changing the figure to the dragon in Miruma, it took off and put Taro on the back!
 
 
 


"Oh, good feelings!"
 
 
 


 Waves shining brilliantly, how far followed also the Pacific Ocean.
 
 
 


"Wow! Fall! Fall into the sea! Cowabunga! Now immediately return to the land!"


"Hoho! Does not fall! Come on, I'll dive into the sea from now!"
 
 
 


 OH DEAR, dive!
 
 
 


"I have fallen after all!"
 
 
 


 Splash! Plop!


 To swaying in the seabed is the seven colors of the seaweed.


 Oh, hey! Herd of shining in rainbow-colored fish, were simultaneously changing the orientation! 
 
 
 


"Bukubukubuku! Sink! Drown! I the attributed to the house! Bukubukubuku!"


"Oh my God. Let's Mairi"
 
 


 


Yuko is smoothly rising in the sky, it will fly the Enshumori far.
 
Mountain nor forest also Tenryu River, will exceed the blink of an eye.
 
Majestic scenery flowing one after another!


Fiddling firmly gang mouth, Gollum! Swallowing the collar, Taro cried.
 
 
 


"Do here is not a forest!"


"Yeah! Those forest's always a our abode!"
 
 
 


Finally it got off the ground!


Dragon returns to the figure of Yuko, smiled.
 
There is a big waterfall and Gogo.
 
 
 
 


"What it is to observe the dragon of the rock. Waterfall of the princess."


"Yaiyai ... just a rock."


"I do not know the dragon is laughing?"
 
 
 
 


When Yuko is stroking the rock, well, strange! Kukukuku ... and laugh sound like.
 
 
 


"Let's start. Taro'd comfort the dragon of the rock?"
 
 
 


Pee! When Yuko blows the Iwafue, it subsided a waterfall of sound, attracts birds and beasts.
 
When the dance starts, long sleeves will flow contains the wind.
 
 
 
 


(Wow! Nante mysterious!)


 Taro was touched involuntarily dragon of rock.


 Dokun! There! Rock was dropped the tears!
 
 
 
 


"Oh? Rain kana? Warm!"
 
 
 



Yeah! Tears, always a hot one!
 
 
 
 


"Do it! Do hot spring has dwarf! 
 
Well, the law on the hot spring.
 
Well, I wonder if what documents were needed.
 
Submission destination ... unwillingly, now the thing go from here! "
 
 
 
 


Taro was shake their heads.


Lean! Yuko will ring the bell.


 


Dragon of "ancient


 Secret was, it emits a force


 The Spawn of waterfall


 Wait to return to the princess. "


 
 
 


 Guoon! Guoon!


 Dragon of the rocks will cry!





"Wow! What's happened!"
 
 
 


 Taro has jumped!


 Buhi'! Kakakakaka! Bafubafu! Piipii! Pochan!


 Birds and beasts, and laughing fish of the river!
 
 
 
 


"I dragon people! Represented the figure of Makoto!"
 
 
 
 


Shan! Shan!


Yuko is screaming waving a bell!
 
 
 


"What? I?"
 
 
 


What's up with that?! 
 
Birds also only be fish also Yuko also tin thing,
 
Not all are staring at the Taro! 
 
Taro is brandishing his hands in a hurry!
 
 
 


"I'm wrong with'm not! Someone dragon!"
 
 
 


The Because I grew up in Nakatajima since I was small, must not be of the dragon! 
 
Daiichi, parents nor grandparents, was a man without a doubt!
 
 
 


"Uh-oh, human difference? Nanda"
 
 
 


Yuko is Dropping the shoulder, Quruli, Stasta.
 
No longer visible to the other side of the waterfall.





"That it? Where are you going? I the attributed to the house! Yuko-san!"


"Anymore! I will arbitrarily go home!"
 
 
 


Only voice of Yuko is, you still stuck in the minds of Taro! 
 
Oh, would be that what!
 
 


 


"... Over there what is ... it does not come without permission take!"
 
 
 
 


Turn look at in the forest, you stumped.
 
 
 
 


"I want to go Nakatajima. Direction guess which way either."
 
 
 

Reluctantly, it asks the blue feathers of birds.




"Pii, Pii"
 
 
 


Beautiful bird fly away singing, and around and round and round in the sky.


Now, in advance with!
 
 
 
 


"What? Over there?"
 
 
 
 


The front of the eye, swallowtail butterfly is two birds, we flutteringly dancing.


This way! This way!
 
 
 
 


"Here? Really?"
 
 
 
 


Dodging branches, holding the bush, Taro will begin to walk the woods fearfully.


Climbing, climbing, hey, take a break! 
 
Stop your feet, rake in hand the pure flow, Horahora, Gokkun!
 
 
 
 


"Oh, good feelings good! Is cold!"
 
 
 
 


And Enshumori rich, have received a lot of nutrients from the soil of fluffy,
 
Spring water is escape ran the Tenryu River, life is full to the Enshu.


Leathery, Pochan!


You know, creatures of the sign.


Unawares, had come to the waterfall.
 
 
 
 


"Oh, there is either so ..., I am sure the dragon of the rock."
 
 
 
 


Away view and really, we laugh rock.
 
 
 
 


"Oi! Dragon of rock! I want to go home!"
 
 
 
 


Zaa'! Wind that contains the scent of the forest was blown.


Guoon! Guoon!


Dragon of the rocks will cry!
 
 
 
 


"I wonder if the wind is passing through the cries of? 
 
I might hole is free to rock.
 
Yeah, let's make sure someday. "
 
 
 
 


When the step take by changing the orientation, what about Well! 
 
There is no longer the ground!
 
 
 
 


"Cowabunga!"
 
 
 
 


Very! It falls sliding to the basin!
 
 
 


"Wow Oh Oh!"
 
 
 
 

You struggle desperately trying Tsukamaro to something, Taro vain simply just head over heels!

The moment!






"Welcome back, my boy."
 
 
 
 


Oh great!


Warm taken softly fired in the arm, and I'll see,
 
Beautiful princess has smiling gently.
 
 
 
 


"Waterfall of Spawn. Dragon of rock gave me back."
 
 
 
 


Happily attracted the cheek, princess is very good smell.
 
Taro, entranced spread the flowers!


 
 
 
 
 
 
 
 
 


"Oh, I ..."
 
 
 


And suddenly you notice, there is a wide sky!


Dragon fly the next happily is, Oh Well, Is not that Yuko!
 
 
 
 


"Hey! Not angry anymore?"


"Yes! You?"


"I feel good in the best! N ...? 
 
There there? Fly in the sky alongside Futari? 
 
Then I, Do not you ride to the other back? ... Eh! There! "
 
 
 


Taro of the body, Not the glowing in silver! 
 
No, if you look closely, it totally became a dragon!
 
 
 
 


"It is a real figure of Taro-san!"


"Oh yeah! Or after all of me was a dragon! 
 
... No, no, this is a dream! Now I have a nap in the office ... eh "






(Or, maybe he had hit his head fell into the waterfall)





 


"I fly a good wind! Sky, nice!"
 
 
 
 


The voice of Yuko, Taro is returned to us.
 
 
 
 


"Hey, this is good!"
 
 
 
 
 


And har har, such that want to laugh from the bottom of the stomach,
 
Mysterious fun will upsurge.
 
 
 
 


"I dive into the sea!"
 
 
 


Splash! Plop!


Sparkle and seaweed is shaking at the bottom of the sea, the heart is deprived of mystical beauty.
 
Soar to as the sand is smoke, herd swim fish shines in glitter and rainbow colors.


Clearness of Enshumori is, we protect the creatures of the Sea of ​​Enshu to healthy.
 
 
 
 


"That? Can breath!"


"Hoho! What's dragon!"
 
 


(Though it was so much fear likely, Nante now beautiful about this ...)
 
 
 
 


Dokidokidoki!


Taro is the first time, we crush the chest to Yuko of the dragon.
 
 
 
 


I pretty good also, "dragon! 
 
... There! Sonaruto another, to return to human unreasonable? "


"I asked the voice of Planning is ... the office?"


"Oh! You can do that?"
 
 
 
 


When Futari is try to back casually, the office has grumbling muttered.






"Barely begun work,
 
Well, if enthusiastic and try to call the Iiokyaku's,
 
I had called the dragon in the wrong.
 
Oh, if you do not Mr. Taro go back, can we do? "
 
 
 
 
 


(Yaiyai! Also became such a thing,
 
Speaking of the original of whether because I called the dragon! )
 
 
 


To the office to continue spilling suffer a head, it is somehow strange,
 
Taro smiled gently.






 


"A little while ago, I Kimi told Mori that it abode"


"I want to go? I say!"
 
 
 
 


Came up to the sky, the two of you went to the woods again.
 
Office of Nakatajima is no longer visible in no time.
 
 
 
 


"Even I also Taro, Dragon Man tribe was chosen dragon of rock.
 
Living in a village become a people, useless it is protect to clean the forest. "


"Dragon and the dragon people group, that different?"


"I almost spend as the same good. People, all the way or leave the dragon, I just there."


"No way, or the stone pillow, ... or a lecture to collect wood."
 
 
 
 


When hehehe ... Yuko laugh, sing the sunshine filtering through foliage.
 
Futari got off to the forest, you walk out it is the human figure.


 






"We, Are it is also possible to speak with the tree."


"What? Really?"
 
 
 
 


The oldest big trees, trembling deep voice, such as in Enshumori.
 
 
 
 
 


"With no cod this place rain, beat you."


"The rain cloud, I'll keep tells by over here."


"I asked him. This, young there Are!"
 
 
 


Cedar trees, was called Taro.
 
 
 
 


"I heard is Ikanga, hey want to hear talker"


"Oh! Yes, and it is what"
 
 
 
 


Taro, responds while pounding.
 
 
 
 


"Do to the wife, or plugs of, decided was worth Ya"


"What?"


"Downright, sagittated calamary stupid innocent dragon people"
 
 
 
 


When Taro became waiting red return pretend, Yuko has laughing holding the mouth in the sleeve.
 
 
 
 
 


"You're also, whether the produce in the egg, I die decide whether the produce in the baby."
 
 
 
 


 This time Yuko is now red.
 
 
 
 


"No to hear!"


"Uohhohho!"
 
 
 
 


Shake the branches of green, large tree will laugh.






 


"Here."
 
 
 
 


The dragon of the rock, was still there is a secret hole of.
 
When the wind is blowing Komu there, Guoon! Guoon! And I hear the cries.
 
 
 
 


"I wider surprisingly bright medium"


"Cosiness would be the best!"
 
 
 
 


Twee Iwafue of Yuko is sound, long sleeves will flow contains the wind.


 
 
 
 
 


Dragon of "ancient


 Pregnant with sons of the princess


 Protect clean the forest


 Life of eternity. "






 


In the administrative scrivener office of Nakatajima, happiness filled with pick-friendly bride!


The night of the day, Toka are flying Enshu where two
 
Toka be deep in talk with cedar trees went to the forest, Toka and comfort the dragon of the rock,
 
There is a lot of strange rumors.
 
Working to protect the purity of the Enshumori is like a well.


 






A beautiful night of the month, Look to go to gently Nakatajima dunes.
 
Yuku flying get along the top of the blue Pacific Ocean,
 
You might dragon and silver dragon of gold is seen.